「お箸が使えない」は本当?手元を見れば分かること

「まだお箸が使えないんですよ」

保護者の方から、よく聞く言葉です。

ただ、実際に手元を見てみると、

少し違う見え方をすることがあります。

【Before】

取り組み初期の様子です。

なんだか不安定ですね、、、

このケースでは、

・握り持ち

・2本とも中指に乗っている

・人差し指に力が入りすぎている

・薬指が支えとして使われていない

このことから、

・お箸を持つことに対する認知

・手指の触覚

・手指の分離運動

に課題が考えられました。

いわゆる「箸が使えない」というよりは、

“使うための準備が整っていない状態”です。

そこで、いきなり箸の練習ではなく、

・握って持つから支持して持つへの認知支援

・手指の触覚促通

・手指の分離運動トレーニング

を行いました。

【After】

週3回の利用、1日10〜15分くらいの取り組み、でだいたい2か月位だったでしょうか。

取り組み後の様子です。(初期と同じ物を使うことが原則ですが、この回は違うものになりました)

中指支持の安定があと一歩というところですが、日常の食事で使用する実用レベルに達していると思います。

よくあるのは、

「箸の持ち方を教える」ことに集中してしまうケースです。

もちろんそれも大切ですが、

子どもの “ 今 ” をまずはしっかりと観察することです。

「できる・できない」ではなく、

・どこでつまずいているのか

・何が準備できていないのか

ここを分けて考えるだけで、支援は大きく変わります。

療育は、

“やり方”よりも“見方”で変わることが多いです。

理由がわかれば支援がわかる。

見えてるいるものに支援をするのではなく、

見えている理由に支援する。

そんなことを丁寧に、一つずつ。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です