咲いた、咲いた、アートのお花♫
これまで指先の運動機能や動作について、基礎的なノウハウをブログでお伝えしてきました。
今回はアートを通したレッスンレポート♪
第一に「指先でつまむ」動作を鍛え、
次に「道具を使う」動作も習得できるよう、
春の季節をアートで表現するレッスンに取り組んでもらいました!
基礎的な動作を獲得するため、keyとなるのは、
親指、人差指、中指の3本の指を使いわけること。
「つまむ」「挟む」「書く」といった目的を果たすために必要な細かくて力強い動作を
子どもの小さな力で実行するとき、
ついつい正しい動作に求められる指とは違う指が、力を補助する役割として無意識に動いてしまいます。
これも発達の過程であり、誤りではありません。
いわゆる正しい動作でなくても目的を果たすことができれば、日常生活を送ることに問題はありません。
(筆者は左利きでお箸を右で持つことに苦労しました…。日常の食事に支障はなく、大人になってきちんとしたシーンで恥ずかしい思いをすることがある程度。子どもたちが頑張っている姿に後押しされ、35歳を過ぎてようやく正しいお箸の持ち方を習得しました。)
自分の指が思うように動けばいいんです。
こう使いたい!思うか思わないかは、その子の目的の幅が大きくなると、比例して大きくなるものだと思います。
お花をよく見て、
お花の形を表現するために、
一生懸命になればなるほど、難しい…!
小さく千切ったり、細く千切ったり、、
糊が指先にベタベタひっついて、
あーもう!たいへん!
「人差し指さん、親指さんを助けてあげよう」
うまくいかないことも、誰かに助けてもらえば、できるようになることがあります。
自分でできるようになることを 私たちがサポートしすぎることがないよう、
自分の指を使って、どんな風に動かせば 目的の動作がスムーズにできるようになるか?
自発的に自分の力で体験してくれます。
今より大人になったとき、大きな自信になるように自分の力でできたことをたくさん体験していこうね。
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同じ課題につまずいているように見えて、
それぞれ発達に必要な療育は十人十色。
子どもたちがたのしく、自律的に取り組んでもらえるよう、
alukoでいっしょに歩んでいきましょう🌱
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